白い粉・・・。
って言っても「勝新」じゃ~ないよ(古ぅ~)
安心してください、パンツはいてますよ!
何のこっちゃ~?
って、訳わかんない人は「勝新 パンツ」でググってくださいね。
・・・そうじゃなくて、タイヤの話。
特に輸入タイヤの表面には、不思議な「白い粉」が付いてることがよくあります。
でも、↑この量は半端ねぇ~!
マスターも初めて見るかも?ってくらい大量に浮き出てますね。
さて、この「白い粉」正体は一体なんなんでしょ~か?!
正解は・・・、知らん!
いや・・・マジで、わからんのですよ・・・。
諸説あって、誰に聞いてもハッキリしたことは分からないらしい。
仮説1)
輸送時にコンテナ積みをする際、タイヤ同士がくっつかないようにタルク(ベビーパウダーのようなもの)で保護している。
仮説2)
金型成形品の多くは、金型から成形物が取り出しやすいように剥離剤の一種を塗っている。
仮説3)
タイヤのゴムを、紫外線やオゾンから保護する為、ゴムの中に老化防止剤(ロウやパラフィンのような油分)を混ぜている。
などなど。
ん~、ますますワカラン・・・。
でも、マスターは・・・、仮説3)の老化防止剤の可能性が高いと思うんですよね。
こうした老化防止剤は、どのメーカーのタイヤにも必ずと言っていいほど含まれていて、普通は徐々に表面に出てきて、タイヤ表面を老化から守るような仕組みになっているんです。
でも、保管状態(高温・多湿・圧迫・振動など)によって、徐々に出てくるはずのものが、必要以上に表面に出てしまい、白く形成したのではないかと考えています。
特に輸入タイヤに多く見られる理由は、コンテナ船などで運ばれるので、特に夏場の便は、この保管状態と同じですもんね。
それに、数十日この状態で、微妙な振動を受け続けてるわけですから・・・、タイヤの管理状態としては最悪なのは分かりますよね。
「だからって、タイヤの品質に影響は無い。」なんて言う方も居ますけど、本当にそうかなぁ・・・。
正直、タイヤの成分に含まれてる老化防止剤の量には限りがある訳ですから、この白い粉が老化防止剤だとするなら、タイヤの寿命には多少なり影響があると思うんですよねぇ~。
だから、未装着のタイヤの、保管状態って、と~っても重要!
例えば、1年落ちスタッドレスの在庫処分セール!なんてありますけど、量販店の倉庫で、今年の猛暑を乗り越え保管された1年落ちスタッドレスタイヤは・・・(汗)
ということで、タイヤ選びに悩んだら、是非タイヤウォール&マスターにご相談くださいね!