これ↓
今どきの塗装屋さんは、きっと馬鹿にするでしょうけど。
昔はみんなこうしてやってたんですよねぇ。
道具も工具も便利になって、毛の生えた素人でもある程度出来るようになってきてますが、匠の技は受け継いでいかなければならん!
ということで、マスターは板金・塗装の匠にチョコっと弟子入りをしたのである!
レンジローバーなど四駆や大型のSUVには、フェンダーミラー?が付いてますが、この代わりにカメラをフロントと左ドアミラー下部に取り付ければ、このミラーを取ることができます。
そして、そのミラーを外すと、大きな穴がボンネットに開いてしまうので、そこを板金で穴埋め、塗装で仕上げるという寸法。
マスターは、この板金・パテ埋めの技術と、塗装の一歩手前のサフェーサー仕上げ、塗装のためのマスキングの技を盗み中(笑)。
ラッカースプレーの缶塗は、何度もやってますが、プロ用のスプレーガンは、あまりやった事がありませんが・・・。
んで、少し修行してやらせてもらったのが↑これ。
さすがマスター、器用に何でもやっちゃうぜぇ~(爆)。
ちなみに、塗装前の下処理には「プライマー」と「サフェーサー」があります。
この違い、わかります?
「プライマー」は、色塗装の付きが良くなるように薄く塗るもの。
「サフェーサー」は、下地の巣穴や柚子肌状になっている面を滑らかにするために厚く塗るもの。
なんですねぇ~、へぇ~、フムフム。
なので、サフェーサーの後に、過酷な「ヤスリ研ぎ」が待っています。
研ぎには、水研ぎとカラ研ぎがあります。
師匠は「カラ研ぎ派」なので、作業後は、真っ白ケッケになるんですよ~。
上の黒レンジのミラー穴塞ぎも、師匠と共作ですが、ほぼマスターが仕上げましたよ。
んで、新聞紙のマスキングも師匠の教えでやってみたのです。
ここで、匠の技がもう一つ。
これ、わかるかなぁ~。
マスキングテープの上部分をピーっと引きだしながら1/3くらい織り込んでるんです!
貼ってみると、ちょっとペロッと端が浮かせられる。
これ、何に使うかというと・・・。
塗装するところと新聞紙との境目に普通にマスキングテープをはると、塗装後にテープを剥がしたときに、仕上げのクリアを塗ったところと塗らなかったところの段差が明確に線が出てしまうんです。
そこで、この折り返した部分を付けたマスキングを貼ると、なんと、仕上げのクリアが風圧でこの隙間に少しだけ入り、ボカシが効いたようになるんですよ~。
すげぇ!
と、すかさず技を盗んでマスター。
完璧っす!
話は変わって、タイヤウォールの常連さんとのひとコマ。
20インチアルファードの常連さん(・・・というより、既に友だち、笑)から、久々の連絡が。
「マスター、ブログ見て心配になって電話したよ」
「飯でも食いながら、愚痴の言い合いしようよ~」
ということで、昨日の夜、海浜幕張駅まで来てくれて、駅前の中華屋さんへ。
マスター頭痛病み上がり(ってか、まだ痛いけど)&アルファードさんも車で来てるので、お酒は無しで、腹ペコマジ食い(笑)。
いろいろ、話をしつつ、
「タイヤウォールの復活はみんな心待ちにしてる」
「でも、焦らず、無理せず、時期をうかがえばいいじゃん」
という、心強い言葉に、胸を熱くした夜でした。
ありがとうございます。