今日、タイヤ交換でご来店のお客様。
輸入タイヤ、製造年は2013年。
よく見ると、タイヤのサイドウォールが放射状に切れている・・・。
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お客様の話では、「突然パーンという音と共に破裂した」とのこと。
でも、いくら輸入タイヤだからって、突然こんなふうにバーストする事は無い。
ミステリーだ・・・。
「いや!ちょっと待った~!!」
名探偵マスターは、こう推測する。
まず、走行中にネジ等の突起物が刺さり、刺さった物が抜けずに、刺さったままになる。
タイヤに異物が刺さっているので、走行しているとズレたり、振動したりして、少しずつタイヤの空気が抜けていく。
これが「スローパンク」だ。
スローパンクは、とても気付きにくい。
極端な話、異物が刺さったまま数ヶ月気付かない事だってある。
完全に空気が抜けきらないので、見た目で判断はしにくい。
でも、ある程度の空気が抜けてしまうと、空気圧が極端に少ない状態で走る事になる。
これが業界用語で言う「引きずり」という状態だ。
タイヤは引きずると、タイヤの内部構造がドンドン破壊されていくのだ。
(タイヤの内部に、砕けたゴムのカスが溜まる)
破壊が限界になると、タイヤのサイドウォールの部分が破け易くなる。
スローパンクは、完全に空気が抜けきらないので、タイヤ内の空気圧でサイドウォールが突然裂ける。
その時、パーンという大きな音と共に、破裂バーストする。
破裂音で、パンクに気付くも、時既に遅し!
運転者は「突然パーンという音と共に破裂した」と思うわけだ。
ということで、タイヤの定期点検はとても重要ナンですねぇ~!
空気圧が低いとガソリンの燃費も悪くなりますし、最悪はこうしたバーストにも繋がるんですよぉ~!
タイヤ交換をした時、お店の店員さんが「100km点検と月に一度の定期点検は無料ですから、お気軽にご来店ください!」って、しっかり説明するお店かどうか。
良心的なお店かどうかを知るポイントはココにあります!
口頭説明だけでは忘れちゃいますから、タイヤウォールでは更に
「タイヤ点検クーポン」をお渡しして、思い出し易くしているんですよ~!
タイヤ交換は、「安さ」ばかりを求めず、アフターサービスも含めて、シッカリ安心出来るお店を選んでくださいね!
タイヤウォールは「安いだけのお店」ではありませんからね!(笑)。